野村実 著作集抜粋

 1994年6月30日に発刊されました、野村実先生(ゼンコロ初代会長、東京コロニー初代理事長、医師)の著作集のホームページへの掲載につきましては、野村実著作集刊行会の皆様及びご遺族のご了解を得られましたので、上下巻からなる著作集のうち、ゼンコロ及び東京コロニーに関わる部分について掲載させていただくことにしました。  野村先生は九州帝大の医学部に在学中に自らも結核にかかられ、治療後にこの病に苦しむ方々への医療活動を決意されました。院長を勤められた東京白十字病院(東村山市)や、アフリカにおける、シュワイツアー博士の下での2度に亘る医療活動と、国内に戻っては結核回復者の方々の社会復帰への支援など、国内外に亘る幅広い活動をなさり、私たちの心の支えとなられた方で、もありました。私たちの原点は、野村実先生が目指された病や障害のある人たちへの人間愛を引き継ぐ責任があると考えており、ここに改めて野村先生の思いを込めて書き残された文章をホームページに掲載することで、常に原点を見つめ直す姿勢を保っていこうと決意を新たにすることにしました。

野村実略年譜
1901 東京都で生れる 野村実
1951 白十字会村山療養園(のち白十字会村山サナトリウムと改称、
現東京白十字病院)園長に就任。
70年退任
1954 ランバレネにシユワイツアーを訪う
1955 村山サナトリウムに転換療法(作業療法)を導入
1959 社会福祉法人・東京コロニー理事長に就任。87年退任
1960 全国コロニー協会(現・ゼンコロ)会長就任。87年退任
1962 東京都医療ケースワーカー協会会長に就任。67年退任
1967 白十字特別養護老人ホーム長に就任。72年退任
1972 日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)会長に就任。78年退任
1972 沖縄・浦添厚生診療所長に就任。75年退任

野村実 著作集抜粋

野村実 著作集抜粋(PDF 636KB)

 

上・下2巻本は、ゼンコロ会員法人の法人事務局にそれぞれ備えられております。
また、日本の古本屋に場合によっては販売されている可能性があります。